黄金畑主人公二周目・レムED考察・激しくネタバレ


 ちょwwwwwまっwwwwwwどんな状況だよこれwwwww
 STR255で竜王に世界の敵認定された主人公を守るとか言い張ってるレムさんの過保護っぷりを棚上げしたとしても、謎過ぎる。というか考察が面白い内容ですよ?


 女主限定というだけあってセラの百倍近く「ろまんす〜」なんですが(ってか、セラのも一応ラブラブEDの範疇だったという話。二大乙女EDらしいです。フラノ視点なのでギャグにしか見えんかったが、そうだったのかー)、状況が想像の斜め上行き過ぎ。これはプレイ内容によって色々解釈できそうだなぁ。
 まずレムオンは、完全に裏の人になっちゃってますね。ダルケニスとして染まりきってるっぽく、軽く人間やめてました。貴族に返り咲く事はないだろうと踏んでましたが、もはや冒険者ですら無いっぽいよ。これではリューガ邸でエストに再会することすら叶わないんじゃ……;; 多分、ティアナやエストなどロストールの生き残りとは、あれから一切会っていないのだと思われます。そりゃ会うの辛いだろうけどね……
 もっと謎なのは主人公。最初は何事か!と思いましたけど、悪党退治でよかったぁ。解釈として分かれるのはノーブル伯としての立場がどうなっているかでしょうね。クーデター後のロストールやノーブルでも普通に伯爵として扱われていた上、どうやらその後のロストール復興はリューガ邸を本拠地にして行われたようなので、未だに主人公の地位は効力を残しているのじゃないでしょうか(無傷とはいかないでしょうが……)
 んで、ポイントはレムオンの発言ですね。「手を汚すのは俺だけでいい」「無茶をするなと言ったろう」と言っておりましたが、悪党な権力者退治はそれこそ出会った頃からやってるんですよ。特に黄金畑主人公は。つまり、手を汚しちゃまずい立場にあって、それにも関わらず特攻している状況?が想像されます。


 エストがリューガ家当主。主人公はノーブル伯のままってのが多分鉄板。レムオンが表舞台に立てなくなったわけですが、クーデターを止められなかった責任、或いはリューガ家&ノーブルへの愛情から、ロストールの再興に尽力している説。レムオンが手を出せない代わりに主人公が頑張ってるというわけですね。
 或いは主人公が当主ってのも?……ありえないかと思いきや、有力貴族が軒並み潰れたロストールでは十分に有りそうで怖い。レムオンがダルケニスだったことが暴露されたことで、逆に主人公の出生が正当なものとされちゃうんじゃない?とか。普通に考えればエストが家督を継ぐのでしょうが、エストと主人公の話し合い次第ではこの結果もありそうなのです。竜殺しな上にネメアクラスの英雄ともなれば資格は十分でしょうし。
 ここでちょっと気になるのが、EDでぬっころされた神官は「主人公を倒したら竜騎士にしてやる」って言ってたからロストール人なんですよね。遠くはアキュリュースにも名を知られているネメアクラスの救国の英雄を、そうでなくともノーブル伯の名を知らないのは不自然です。エルファス助ける時にさえ自分の立場を使った主人公が、名を出さないのおかしいしねえ。
 ……待てよ、そもそもノーブル伯が殆ど公の場に顔を出さない上に、公務ほったらかして冒険家やってたから、顔知られてなくてもおかしくないのかもしれないw
 というわけで、ゼネテスやネメアの様に、立場はあるんだけど無視して冒険者やってる説も濃厚か? ゼネテスの死亡や、竜王の言葉に、自分の立場を深く考えると思うんですよね。最後のほうなんかは、自分が正しいと思う事のために、いろんな人をぬっころして、自分を守るために(微妙に違うけど)ノエルPTも犠牲になりました。あの展開の後だと、私を捨てて正義の味方として生きる事を決意してもおかしくないなーなんて。
 ネメアクラスのネームバリューはエストのために残してやって、裏ではゼネテスみたいに各地に出没、心を鬼にしてロストール再興を邪魔する連中、あるいは戦乱の傷を食い物にしてる輩を斬って捨てる日々とかね。うへぇ、暗い。
 でも本当気になるエンディングですよー……レムオン加入〜宿屋イベントまでのレムさんは、まだ冒険者に希望っぽいの持ってたじゃないですか。血濡れの俺が冒険者なんかになっていいんだろうかとか夢見がちな泣き言ぬかすくらいには。しかしEDはどう見ても平和に冒険者やってないぽ。加入時は「政治闘争で汚れきってる俺が、冒険者の世界に入って良いのか?」って感じだったのが、EDは「冒険者やってたお前が、こんな汚れ仕事する必要ない」ってニュアンスです。最初は主人公が好きでやっている事に「危ないからやめい!」ってレムさんが不満を持ってるのかな〜って思ったんだけど、最後の辺りのやり取り見るかぎり、どっちかってーと一連の行動の動機はレムさんに有って、それに主人公が首突っ込んでるから困惑してるように見えるですね。


 ネメアさんに「我々にはやらなければならない事が、多くある」と言われる。
 弟のチャカはノーブルを守ると決意している。
 放蕩息子呼ばわりされてたゼネテスは、結局ファーロスとロストールに殉じて死んだ。
 エストとティアナは、現在孤軍奮闘中。
 多分レムオン自身もロス支援したがってる。
 ここまで揃ってれば、主人公がロストール復興を選択しても不思議はないです。
 方法は色々あったのでしょうが、
 主人公はレムさんが舞台裏でしか動けないのを知ってて、敢えて同じ道を選んだのではと。
 レムさん視点では、主人公はレムさんの行動の後始末してるよーなもので、
 心苦しくもあり、嬉しくもありってな感じなんでしょうかね。