始まり主人公三周目・ネメア&アスティアED語り・激しくネタバレ

 まずはネメアED。
 非常に爽やか且つ気持ちのいいエンディングですが……
 僅かに残った理性がちょwwwwwwおまwwwwwwと突っ込んでおります!
 どうやらネメアさんは主人公と一緒にバイアシオン大陸を発つと決めたようで、英雄物のラストに相応しいオチではあると思います。オルファウスさんの語りとかもかなりいいですね〜。ネメアさんのことをずーっと心配してたパパオルさんにじーんときます。
 しかし、冷静に考えてみましょう。
 大陸を出て行くネメアさんと主人公のやらかしたことなんですが、


ネメアさん>
 闇に対抗する勢力を作り上げると言いながら各地に戦乱を振りまき、シャリの思惑通りの情勢に。ロセン・リベルダムはカルラのせいで完全に破壊。ロストールは戦争のごたごたでクーデター発生。獅子帝ご本人はというと神器争奪のためにウルカーンを守っていたマグマゴーレムも全滅させたり、政務ほったらかして各地でソロ活動に勤しんだり。結果、ネメア死すなんてデマをディンガル中に広めちゃう結果になり、カルラ軍敗走、ザギヴ闇落ち、ジラーク反乱なんてごたごたを大量生産。挙句の果てに最終決戦前で勝手に戻ってきて、勝手に主人公PTに合流。「私も力を貸そう」とか仰いますが、そちらが力を貸してくれって言うのが筋だろう!


主人公>
 ネメアEDの条件は神器回収・禁呪全開放(というかティラ復活)・竜王撃破です。神器回収はまぁいいとして、禁呪開放の正当性は……全くありません。地の禁呪開放はエステルを助けるために必須なので仕方ないですが、残りの禁呪って本当に何も動機ないですYO! 敢えて言うならベルゼーヴァ&シャロームにそそのかされたくらいしか……特に風と水の禁呪は海王と翔王という、空と海の守護神(フツーに現在も信仰されてます)もぶっ倒さなけりゃいけません。翔王・竜王はまだ正当防衛言い張れますけど、海王に至っては何度もやめれって止められてるのにorz 復活したティラと何かイベントあるのかなーって思ったけど、これもネメアさんと普通に排除しただけですよ。まだVS魔人の方がドラマあるってどういうこってすか。なんつーか、ここまでやらかしちゃう主人公だと、そりゃウルグも降臨するわって感じですね。


 めげさん的結論。ネメアEDの主人公は、「始源口伝までしっかり聞いて、あらゆる意見を吟味した上で竜王その他神の支配うぜーって結論に行き当たった革新的な人。ベルゼーヴァもびっくり」か、「ネメアEDは好感度調整が(セラ以外)不要なので、最初から最後までソロプレイ。強さへの欲求の赴くままに戦いまくったレーグも真っ青な人」か「オルファウス以上に懐が広くって、ネメアのDQNを全肯定できる。ってかネメアおっかけてたらフラグ完遂しちゃった人」のどれかだと思います!! ……或いはユーリス。
 流石獅子帝と並び立つだけはあるというか、生半可な妄想では補完ができそうにありません。DQN以上のDQNか、DQNを完全に包める大人物かのどっちかでしょう。ちなみに本当に竜王戦直後に全てをほうり投げて旅立っちゃったらかなりアレなので、あのEDは戦後一年くらいたってからのものだと思いたいです。ネメアさんも「やらねばならん事がある」って言ってたし。


 一方アスティアED。
 こちらは特に不満も何も無いです。ヴァシュタール戦についてもちらっと触れておきましょう。ネガヴァニティア一本で育てた主人公、強度7槍装備ソロでバトル。1ターン目にデュアルスペルでリーンカーネイトかけつつアドヴェンドしましたが、リンカネいらなかったかな。サプキュアとアドヴェンドだけで倒せました。
 ヴァシュタール、結局悪者じゃあなかったですねえ。本当、ジルオールには悪者いないです。理解出来ない奴はいるけど。
 ラストはアスティアさんに見送られて旅立ちですけど、さすが魔人といいますか、バルザーさんも生きてた上に友情出演してくれました。今度の眠りは永遠になるぞって台詞が気になります。お役御免で魔人としての力が失われるってのならいいのですが、何らかの作用で寿命が後僅かとか言ったら泣けますよ;; アスティアさんのいい振りから、前者であることを祈っています。この台詞が大好き→「それより他に何も無い永遠などと、替えることは出来ないわ」
 ただ、かなり謎の多い終わり方で、主人公が何故旅立ったのか。バルザーの言っていたやらねばならない事とは何か、というのは完全にプレイヤーの想像に委ねられています。
 私的には、主人公の旅立ちは、他のEDに続くんじゃないかと思うのです。さすがにシャロームEDとかはかなりイヤですけどw 鉄板は未来への扉ED・ネモED・ネメアED(或いは全部のいいとこどり)だと。
 バルザーさんのやらねばならないことは……ネメアに会いに行くのかなぁ。一度も父らしいことしなかったし。ネメアからすりゃ、敵としてしか見えた事の無い実父なんて、いい迷惑だろうけどなw


 さてさて、三周目をクリアすると、そろそろゲームの目的が多彩になってきます。ネメアEDを経験して思ったのは、理想とするストーリーに如何に近づけるか、ですねえ。今回は初期に打ち立てた目標の数々を取り逃がしているので、達成感はかなり低いです。フラグ立て優先した結果、主人公の行動原理もワケワカメになってるし。
 色々不満が有るので、物語を完成形に近づけるべく再プレイすると思います。四周目は旅先なので、五周目か六周目かな。
 脳内ストーリーでは、始まり主人公ソロプレイ→ベルゼーヴァやシャロームと仲良くなって世界の成り立ちを知る→ネモやアーギル見て、魔人悪くないと思う→ヴァシュタールとの再会で確信→ネメア救出→ベルゼーヴァED混じる→竜王戦→アスティアとヴァシュタールの為に、ヴァシュタール撃破→ネモED→アスティアED→ネメアEDって感じ。ネメアED、或いはそれ以外でもネメア出奔は決定事項だとすると、ディンガルのその後が問題です。ネメアのことだから、ネメア死す〜のデマはそのまんま放置だと思うんです。となれば、ザギヴ生存時は間違いなくザギヴが皇帝になるでしょう。そうでなかったら、ソウルリープのソウルはボス戦終了後に戻ってるだろうから、ベルゼーヴァが一人寂しく暫定政府で統治するんですかねえ。ベルEDorシャロームED且つザギヴ死亡だと、救国の勇者主人公が皇帝にでっちあげられそうな悪寒。一晩でノーブル伯が誕生する世界だし。ネメアさんは一応罪滅ぼしに、世界各地で魔物退治に励んでいただきたいと思います。