記憶の中の殺人 (光文社文庫)
 浅見光彦の独白形式で語られる、浅見一家の因縁話です。浅見のキャラが好きで読んでいる方には自信を持ってオススメできる一品。浅見のオモロ家庭事情や何気に突っ込み系だった性格が垣間見れて、面白おかしく読み進められます。とはいっても、解決に導く事件はかなりシリアス。光彦と陽一郎の深い信頼が謎を解く鍵。後鳥羽、イーハトーブしか読んでいない私から見ると、陽一郎さんが実際に登場してくれたのが嬉しくて嬉しくて。なんていうか、浅見の家庭はあったかくていいですよ、うん。
 あとはあれですね。作者の乱入w 推理小説界では原作者が作品世界に登場するって言うのは割りと良く見かけられる光景なんですけど(というより、本編をワトソン役が小説に仕立て上げているという設定が多い)、いつもは刑事役を振り回してる浅見をふりまわしまくりで、オレ最強プレイの何この痛い厨行動wwwwwww センセと浅見のやりとりは面白いですねえw


ガンダルヴァ 1 (イブニングKC)
 SONEくんが「お前の好みド直球だろ」と言って読ませてくれたシロモノ。一言でいうなればニオイフェチ漫画。フェチ系漫画って言うと、昔なにかでやってた「足相手じゃないと発情しないカップル」の漫画が好きだったなぁ。それはさておき、SONEくんが言うほどド直球ってほどでもなく、しかし面白い漫画でありました。絵はスッゲー上手い。ただ、上手すぎてやや苦手な部類です。サイコドクター系の「デキル人」的陰影のつけかた。でも、こっちの方が人物がが「上手すぎて」、ちょっと入り込む隙間がないです。サイコドクターの人はもうちょっと「遊び」があった感じ。
 話のほうも、つっぱしりすぎちゃって隙がないぞwww これは共感する漫画じゃなくて、単純にスッゲーーーーーーーーーーーって思う漫画なんだろうな。ラム酒オトコの話とか、ギクっとすることを平気で取り上げちゃうんですよ。ニオイっていう問題はリアルに痛感している人からすると、ファンタジーで片付けられないのよねぇ(苦笑 リアル家庭の事情に苦しんでいる人間が同じ題材の漫画をわざわざ読みたがらないっつーか。
 でも、スゴイ作品だとは思います。主人公が最終的に何処に行き着くのか見てみたい気がするので、続きは是非手に入れたいですね。どうやら上下巻らしいな、これ。
 あと、すごくエローイです(笑


むこうぶち 1〜7巻
 人鬼さんの悪役面っぷりにすっかり骨抜きです。5〜6巻に収録されてた神奈川シードッグスの話より、傀に野球ファン疑惑が発生! あの話の傀はやけに饒舌&機嫌良さそうに見えるんですけど。実はシードッグスファンで、生意気新人を懲らしめてやろうと思ったとかwww
 今のところお気に入り話は、シビれる賭博師老兵編、女ディーラー巫編、詐欺営業マン編、借金持ちと付け馬編、金貸し蛭編、雅タンハァハァ編ですね。雅編のラスト演出とか、ちょっwwwおまwwww待ってwwwwって感じwww ゴゴゴゴって、漫画チガウヨ!!! 2巻手に入れたので読み読みしてみましたが、傀におびえる安永さんや、巫編のスタートが見れて良かったです。2巻までの段階では、傀ってほんっとうにゴロツキやなぁw


シグルイ 1、3〜4巻
 語らないでいいよねw 虎眼流剣士は皆変態で大好きです。登場一コマ目でとんでもねー手練れだって分かる描写力はすごい。


ホーリーランド 1〜9巻
 ショウゴ君かわいいよショウゴ君。ついついユウに余計なアドヴァイス与えちゃうショウゴ君。最近は格下相手にしか強さを発揮できないショウゴ君。最早本人よりも作者解説で「空手」がとりあげられるときの方が出番多いショウゴ君。めげさんはショウゴ君を応援しています。あと柔道LOVEなめげさん的には柔道の扱いが良くて嬉しいですw