思いつき

 キャストを二体ほど思いついた。一体は元ネタ在り導入重視、もう一体は内輪専用趣味。

"一日○○"丸山マルゴ カブキ、マネキン◎、トーキー●
「こんばんは! 今回のマルマルはリクエストの多かった一日婦警でーす♪」
 N◎VAの人気番組のひとつに「マルマルの一日○○」というものがある。パーソナリティを務めるのは若手アイドル丸山マルゴ、彼女が様々な機関と臨時の雇用契約を結び、一日の様子を面白おかしくレポートするという番組内容だ。たかがアイドルのお遊びと侮ることなかれ、おちゃらけたキャラクターのマルゴであるがその勤務態度と報道姿勢は硬派であり、潜入した機関のリアルな実情が浮き彫りにされると番組は評価されている。番組で紹介された内容はN◎VA中に広がるため、この番組で高評価を得ようと彼女を受け入れる企業は後を絶たない。明日のマルゴは、貴方の同僚として目の前にあらわれるかもしれない。

"生殺与奪"Dr.筵 タタラ◎、カタナ●、カゲ
莫迦を治したいなら何時でも来い。私が施術してやろう」
 筵はストリートに診療所を構える無免許医の一人である。したがって正規のサービスを受けられない訳有りが客の大多数を占めるが、わざわざ筵の名を探して訪れるもうひとつの客層が存在する。彼らが筵に依頼するのは闇の治療──すなわち殺しである。筵は独特の職業観を持っており、殺しの仕事にあたるときでもその行為を「治療」と表現する。生かすも殺すも命の値段は同じと言ってはばからず、どちらを依頼しても行為の対象に応じて同等の報酬をふんだくられる事となる。
 宇津田篠雨と言うカタナと因縁があるらしく、その名を出すと不機嫌になる。